毎年、2月から3月にかけて書店の店頭には4月に開講するNHK語学講座のテキストが積み上がります。
春から語学をはじめようとする人は多いのでしょう。
しかし、残念ながら語学テキストは4月号が一番売れて、以降5月、6月と進むにつれて売れ行きは右肩下がりになっていくのだそうです。
要するに、三日坊主で止めてしまう人が多いということです。
語学学習、ダイエット、ランニングは3大挫折習慣なのだそうです。
どれも共通点があります。
地道な積み重ねが必要で、効果を実感できるレベルになるまで時間がかかるのです。
残念なことに、人のモチベーションはそんなに長く続きません。最初に気合いを入れるほど、反動も大きくなります。
語学は楽器に似ていると思います。楽器を思うように演奏できたらどんなに楽しいかと思ったことのある人は多いでしょう。しかし、”思うように”という水準に至るまでの練習期間が長いので、ほとんどの人は続きません。
語学も、ある程度話したりその言葉で考えたりできるだけの、最低の水準というのがあります。感覚的には単語数1200程度でしょうか。そこまでの積み重ねで皆挫折してしまうのです。
ところが、あるのです。
誰でも絶対に語学学習が続く方法が。
このブログをお読みの貴方に、特別にその秘訣をお教えします。
それは、
「1日に1分だけ勉強する」
ということです。
それだけ?
と思わないで下さい。
そう、たった1分、60秒だけです。
そんなんでいいの?と思われるかもしれませんが、いいんです!
その代わり、必ず毎日1分はやって下さい。
徹夜明けでも、旅行中でも、二日酔いでも、必ずです。
たった1分です。
これは、とても楽な規則です。
誰の強制でもなく、あなたが、あなた自身に課した、最も簡単な規則です。
あなた自身を裏切らないために、ぜひこの1分ルールを守ってみて下さい。
もちろん、気分が乗れば10分でも10ページでも続けて構いません。
実は始めてしまえば、ほとんどの場合1分で止める人は居ないのです。
0から1にするまでが大変なのです。1になってしまえば、それを10にしたり100まで伸ばしたりするのは意外にできてしまいます。
最低でも1、あとは気の向くまま、そんな感じで気軽に取り組むことで、必ず学習を継続できます。
そういえば、上に挙げたランニングの話。
オリンピックに出場したような名ランナーでも、今日は走りたくないなーという日があるそうです。
そんな時、彼は「どんなにイヤでも着替えて、靴を履くまでやろう」と心に誓うのだそうです。靴紐を結ぶと、彼はもう走り出しています。
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